● セロトニンとヨガ その1 太陽光

こんにちは。 ヨガを通じ心と身体が軽く健康になり、多くの方に幸せになっていただきたいと願う充恵です。

 

ヨガを日課として続けている人なら誰もが感じる、ヨガ後のあの何とも言えない気持良さ。
スポーツやジムでのトレーニング後の「あーさっぱりしたー」とは違う、身体はもちろんのこと心まで静かに澄み切った湖のように凪ぎ、軽く爽やかな気分。

どうしてヨガ以外の身体を動かす他の運動では得られないのだろう?と考えた時、普段何気なくしている呼吸をコントロールし、常に外側にばかり向けられている意識を身体の内部と心に向けることで、心が落ち着き自律神経も整えられる等 様々な要因があるかと思いますが、そのなかのひとつの要因として、セロトニンの分泌があると思います。

 

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セロトニンとは心のバランスを整える脳内物質で、「幸福ホルモン」とも呼ばれていますが、脳の中で分泌されるだけで体内に放出されることはないため、実際にはホルモンではありません。

そのセロトニンがしっかり分泌されていると、心が安定しポジティブな状態を維持できます。脳が最適な覚醒状態になるため一日中頭がスキッと冴えた状態になり、集中力も高まります。

交感神経と副交感神経の切り替りがスムーズになるため、朝の目覚めも良く、夜もスムーズに自然な眠りにつくことができます。
抗重力筋が働き、起きている間中目はパッチリ、背筋もシュっと伸び、見た目の美人度がアップします。また原因のない痛み(不定愁訴)も抑えてくれるのです。

もしもあなたが、いつも心が不安定でネガティブな状態や落ち込みがち、または怒りやすく、身体が怠くシャキッとしない状態が続く、目覚めが悪く寝付きも悪い、眠そうなたるんだ顔つきで猫背であったり、身体のあちこちが痛いというような原因のない痛みがある 等の状態なら、セロトニンが不足しています。

セロトニンを分泌させるために効果的と言われていることは、第一に太陽光を浴びる

 

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ずっと前から、日本人女性(最近では男性まで!)が太陽光が皮膚に悪いと異常なほどに避ける状態をとっても心配に思っていました。

わたしはチャンスがあればいつでも日焼けすることを楽しんでいますが、確かに真っ黒くなるほど日焼けすると皮膚は乾燥し皴ができやすくなります。
しかしほとんどの日焼け止めには太陽光を反射させるため、亜鉛やチタンの粉体、また紫外線吸収剤(フェノール系化合物やベンゼン系化合物、発がん性もある)が使用されていて、そっちの方がより皮膚にも身体にも良くないのでは…と感じます。

 

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日照時間の短い地域では、うつ病になる率が高く自殺者も多いという統計結果があります。

太陽光を浴びることは、多少の皮膚への悪影響はあるでしょうがそれ以上に心と身体にとってのメリットは大きいのです。

よく知られていることでは、ビタミンDが作られ骨が丈夫になる
身体の内部が温まり、体温が上がる
免疫力を高め、病気になりにくくなる
血圧を下げる化合物が放出される
心臓病・脳卒中の発症リスクが下がる
体内時計がリセットされ、熟睡できるようになる
認知機能障害のリスクが半減し、アルツハイマーの予防になる。
多発性硬化症やパーキンソン病の予防にもなるともいわれています。

そしてセロトニンが分泌される

 

どうでしょう、太陽光を浴びることは素晴らしいことだと思いませんか?
多少のシミや皺ができるよりも、わたしは健康でボケもせずに、幸せな気分でいられる方がずっといいと思います。

 

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「牛乳が良くない」と発言すると酪農業界が反発し、大手の乳製品会社もそれを封じ込めようとしますが、「太陽光が肌に良くない」と言っても文句を言う団体がないばかりか、たくさんの商品の売れ行きが伸びます。
化粧品、日焼け止め、帽子、日傘、UVカットの衣類、カーテン、家や車のウインドウ用フィルム…どれだけの会社が潤うことでしょう。

スポンサーに対し批判的な発言のできないTVやラジオ、雑誌等に振り回され踊らされないようにしたいものです。

長くなってしまいましたので、セロトニンとヨガとの関係は次回その2にて…

 


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