● 他の人にできて自分にできないポーズ、なぜ?その1
こんにちは。
4月30日(祝・火)16:00~17:00 瞑想ヨガ マインドフルネスを、枯山水庭園の要法寺さん(筆山町)で開催します。 10連休のゴールデンウィーク、お時間が合えばぜひご参加お待ちしております。
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さて胴に対する腕や脚の長さ等の身体の比率(プロポーション)によって、自分にとって難しいまたは簡単なポーズがあります。
どうして他の方ができるのに自分はできないんだろう と悩む前に少しプロポーションを考えてみましょう。
http://yogatime.tv より
例えば上の写真の 脚を伸ばして床に座る 杖のポーズ・Dandasana(ダンダーサナ)から、手のひらで床を押しお尻と脚を持ち上げる Floating Staff Pose を練習することを考えてみます。
https://www.yogajournal.com/ より
この方のように腕が長く座った時に手のひらを床につけ肘を曲げれるようなら、お尻が簡単に床から持ち上がります。
(踵を持ち上げるためには脚の筋肉が必要となりますので、ブロックを置くと楽です)
https://www.yogajournal.com/ より
この方は腕が長いのですがお尻を高く持ち上げようとすると、背中の上部を丸く高く持ち上げコアの筋肉を使いお尻を持ち上げることになります。
座った時に肘が伸び切った状態、もっと難しいのは手のひら全体が床につかない腕の長さが十分でない人の場合、上の写真の背中の状態でやっとお尻が少しだけ浮く形になります。
腕の短い人は長い人に比べ、お尻を持ち上げることはかなりの筋力が必要となり難しくなります。
下の絵で腕の長さのプロポーションを見て見ましょう ↓
「最強のヨガレッスン」 レスリー・カミノフ著
左上の人は腕が短く手のひらが床につかない、真ん中の大きな絵の人は手のひらが床につき肘が伸びている、右下の男性は腕が長く手のひらが床に着いた状態で肘が曲がる。
右下の人は肘を伸ばすだけですぐにお尻が上がりそうなのは、見て分かりますね。
それに比べ左上の人はまず手のひらを床につけるために、背中の上部を丸め持ち上げ腹筋を使わなくてはなりません。 そこからさらにお尻を持ち上げることは、なかなか容易でないことが想像できます。
腕の長さは変えることができないので、そんな時はブロックを手のひらの下に置くことで腕の長い方と同じ条件になります。
このように体重がかかる場合、ブロックはそれを支えることができるしっかりとした硬めのものが必要です。 安いブロックは軽いけれど柔らかく、全体重をかける用途にはあまり向いていないと言えます。
またブロックは同じものを2個同時に購入することをお勧めします。 販売時期やロットによって同じメーカーでも若干違うものだったりするからです。
yoga works のブロックAはしっかりとしている割に比較的軽量で使いやすいです。 コルクはやや重めで大変しっかりとしていますので、このように全体重を支えるような時にはとても良いと思います。
以前書いたブロックとマットの記事 ヨガマット選びとヨガブロック
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