● 憧れのポーズNo.1 ヘッドスタンド その1
こんにちは。
健康な身体と心の大切さに気づき、それを手に入れるためのサポートができるよう日々尽力する 凪ヨガです。
ヨガを始めて少し経つと誰もが憧れるポーズは、ヘッドスタンド(Sirsasana)ではないでしょうか。
別名「King(Father) of asanas(ポーズの王または父)」と呼ばれるたくさんの効用のあるポーズです。
肩周りの柔軟性はある程度必要ですが、身体が硬い方でもコアが強ければ実は意外と難しくないポーズです。
特に小柄な方にとってはやりやすく、身長の低い人ほど楽々としているのを目にします。 地震がきても高層ビルに比べ平屋建てが安定しているような感じですね。
https://www.health.com より
ヘッドスタンドは底面積が大きく安定する逆転の入門のポーズですがいきなりすることは少し難しいため、今回は3回にわたりヘッドスタンドができるようになるための要件をご説明します。
1. 禁忌(避ける必要のある方)
頭にも重心がかかるため、首に問題がある方は避ける必要があります。
また 緑内障や網膜剥離、高血圧、骨粗しょう症、脳内出血の病歴のある方はなさらないでください。
個人差も大きいですが生理中の方(生理が軽く痛みもなく、長時間しないからと気にせず行うヨギーニもいます)と、 妊娠中の方(妊娠前からずっと逆転のポーズを継続していた場合を除く)も避けてください。
ヘッドスタンドの土台の手で頭はつけず持ち上げた、ピンチャマユーラサナ(前腕の逆転)に近いポーズ
2.身体の比率(プロポーション)
立った状態でヘッドスタンドの土台の手の(両腕を天井に向け上げ、指を組み肘を曲げる)時、肘が頭頂部よりも低い場合(上腕が短かい、首や頭部が長い、それらの複合等)前腕で床が押せません。
肩甲骨周りが硬く動きが悪いため肘が頭頂部に届かないのなら、可動域が広がることで可能ですが、肩甲骨が上方に十分動くのに上記のような身体の比率(プロポーション)によるものならば難しいと思います。
↑ 上の写真のように頭を持ち上げると底面積が小さくなり難易度はグッと上がりますが、肘が頭頂部に届かない方も可能です。
長くなりそうなので次回 ● 憧れのポーズNo.1 ヘッドスタンド その2 に続きます。
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